Record China 2009年5月20日(水) 11時4分
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18日、中国人ジャーナリストの石述思氏はブログで「中国は『日本を超える』と簡単に言うべきでない」と題した記事を掲載し、GDPが今年中にも日本を追い抜く可能性が高くなってきた中国だが、その他の面では日本にはるかに遅れていることを指摘した。資料写真。
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2009年5月18日、中国人ジャーナリストの石述思(シー・シュウシー)氏はブログで「中国は『日本を超える』と簡単に言うべきでない」と題した記事を掲載し、GDPが今年中にも日本を追い抜く可能性が高くなってきた中国だが、その他の面では日本にはるかに遅れていることを指摘した。
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記事によると、金融危機などの影響で今年の日本の主要大企業が軒並み赤字に転落するなど、日本経済は落込みが激しく、戦後最悪とも言われている。一方、中国の有名な経済学者は「中国経済はすでに底を打った」と観測しており、これから年末にかけての成長を期待している。作者は、中国経済が今年8%以上の成長を達成すれば、現時点で約13%ある日本のGDPとの差は逆転可能との見方があると紹介し、この点には同意を示している。
しかし、作者は「たとえGDPで日本を追い抜いても、中国は依然としてあらゆる面で日本に遅れをとっている」と語り、「遅れているのは1人当たりの所得水準、世界500強企業へのランキング企業数など、GDP以外の経済指標だけでない」と指摘し、科学技術のレベル・医療制度・年金制度・教育制度・国際社会でののイメージ・アニメなどによる世界への文化的な影響度など、中国はまだあらゆる面で日本に遅れをとっていると、具体的な例を挙げて紹介した。
作者は最後に「普通の国民の生活レベル、幸福度、人類共通の価値観や感情面など、中国が本当の意味で日本を超えることを期待している」と結んでいる。(翻訳・編集/HA)
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