2009年5月18日、網易体育によると、中国の英字紙・China Dailyが、中国におけるNBA人気に関する記事を掲載した。ヤオ・ミン（姚明）選手とイー・ジェンリェン（易建聯）選手という中国出身の2大NBAスターの人気で、国内ではNBA熱が急激に高まったという。

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中国中央電視台（CCTV）でのNBAの試合放送は1987年に開始。現在は3億人と言われる中国のバスケファンが視聴しているとされ、視聴率調査会社のTNS社が行った調査では、15〜54歳の中国人の89％がNBAを知っていることが明らかになっている。ここ数年で中国はNBAにとって世界最大の市場となっており、国際市場全体に占める中国の割合も30％から40％に上昇した。2008年7月北京にオープンしたNBAショップには1000人ものファンが殺到し、現在までにグッズ販売の直営店を5店舗オープンさせているが、年内にさらに20店舗のオープンを計画しているという。

こうしたNBA人気は、2002年にNBA入りを果たしたヤオ・ミン選手と、2007年にNBA入りを果たしたイー・ジェンリェン選手の存在が大きく、若者の間から圧倒的な支持を受けているほか、父兄の間からも子供がスポーツに力を入れることを後押しする動きが大きくあらわれているという。（翻訳・編集/岡田）