2009年5月15日、上海紙「新聞晩報」は自動車学校に通う生徒と教官の恋についての記事を掲載した。最近、ホワイトカラーの生徒が自動車学校の教官と恋に落ちるケースが増えているという。

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上海市通略自動車学校が昨年行った調査では、同校に在職中の教官で結婚適齢期にある教官は全体の54％を占め、そのうち平均で20人に1人が生徒と恋愛関係になったことがあるという。上海の外資系銀行に勤める29歳の女性・李さんは、この2年間ずっと結婚相手を探していたが、暇つぶしに3か月入学した自動車学校で生涯の伴侶を発見。男性教官と年末にも結婚式を挙げることになった。また、30代のインテリアデザイナー・張さんは女性教官と最近婚約したばかりだ。

自動車学校の教官と生徒が恋愛関係に発展する理由について心理学の専門家は、「狭い車内での会話が生む独特な親近感と車の運転による緊張感が男女間の愛情に変わりやすい」と説明している。また、上海市心理カウンセリング協会会長で心理カウンセラー養成センター主任の王裕如（ワン・ユールー）氏は、「運転中の人間を観察すれば、その人の頭の良さや性格が良くわかる」と述べている。（翻訳・編集/本郷）