銀行系クレジットカード、7割が「休眠状態」―中国

Record China    2009年5月14日(木) 21時47分

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13日、中国で発行された銀行系クレジットカードのうち、約7割が全く使われたことがない「休眠カード」であることが分かった。資料写真。

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2009年5月13日、中国で発行された銀行系クレジットカードのうち、約7割が全く使われたことがない「休眠カード」であることが分かった。揚子晩報が伝えた。

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中国の銀行系クレジットカード発行数は03年の300万枚から07年には4300万枚、08年6月には前年同期比83.6%増の1億3000万枚にまで増加した。貸付総額は同68.4%増の6931億7300万元(約9兆7000億円)。利用者は主に大学生や社会人になりたての中・低所得者という。「休眠カード」が増加した背景には発行枚数を増やしたい銀行側が審査を甘くするなど、激しいシェア争いがあると見られている。

中国のクレジットカード事情に詳しい董[山争](ドン・ジョン)氏によれば、中国人のクレジットカード利用率は米国の約8分の1。世界不況の中、米国ではクレジットカードの債務不履行が深刻化しているが、「中国はそうした心配はほとんどない」と話している。(翻訳・編集/NN)

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