15mの巨大チャイナドレスと満州族の踊り―遼寧省瀋陽市

Record China    2006年10月12日(木) 10時25分

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満州族の民族舞踊の舞台に、満州族の伝統衣装であるチャイナドレスが登場した。

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2006年10月10日の夜、「満風神韵(マンフンシンユン)」という満州族の民族舞踊が、遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)市で公演された。丈が15mもある巨大なチャイナドレスが展示された独特な舞台の上で、華やかな踊りが繰り広げられた。チャイナドレスは、中国語で旗袍(チーパオ)と呼ばれる満州族の伝統衣装である。

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満州族は万里の長城より北、中国北東部に居住していた民族で、250年間続いた清朝は満州族の王朝だった。彼らが中国全土を長きにわたって支配したことにより、漢民族の間にもその文化や習慣が広まった。チャイナドレスもその一つである。

中華民国時代(1912〜1949年)には新文化運動の影響で徐々に新しいスタイルのチャイナドレスが現れるようになり、昔より短めのものが着用された。現在チャイナドレスは中国の衣装として外国でもよく知られており、国際舞台でも多くの機会に着用されるようになった。

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