<新型インフル>風評被害が深刻、豚肉価格が前年比40%下落=供給増も一因―中国

Record China    2009年5月13日(水) 19時0分

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2009年5月、中国でも感染者が見つかるなど新型インフルエンザの脅威は日に日に高まっている。当初、「豚インフルエンザ」の名称で報じられたこともあり、風評被害で豚肉価格が急落しているという。写真は養豚場。

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2009年5月、中国でも感染者が見つかるなど新型インフルエンザの脅威は日に日に高まっている。当初、「豚インフルエンザ」の名称で報じられたこともあり、風評被害で豚肉価格が急落しているという。12日、中国食品科技網が伝えた。

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今年4月の全国主要大・中都市豚肉卸売価格はキロ当たり15.44元(約218.2円)。3月から6.9%、前年同月から31.8%の下落となった。4月27日から5月3日の価格はキロ当たり14.73元(約208.2円)にまで落ち込み、価格下落はさらに加速する勢いを見せている。

価格急落の要因となったのは養豚数が急増したことも一因だ。昨年は豚肉価格を中心に物価が急騰、政府は補助金を支出するなどして養豚数を増やしてきたが、ここに来て供給増が値崩れにつながってしまった。すでに出荷価格はコストを割り込んでいるとも伝えられる。(翻訳・編集/KT)

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