<四川大地震>マグニチュード8.0の悲劇から1年、震源地で記念式典開催―中国

Record China    2009年5月12日(火) 12時32分

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12日、「四川大地震」から、ちょうど1年を迎えた。震源となった同省[シ文]川県映秀鎮では、午後2時から中央政府による記念式典が行われる。

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2009年5月12日、四川省を中心に壊滅的なダメージを与えた「四川大地震」から、ちょうど1年を迎えた。震源となった同省[シ文]川(ぶんせん)県映秀鎮では、午後2時から中央政府による記念式典が行われる。

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2008年5月12日午後2時28分(現地時間)、四川省アバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川(ぶんせん)県を震源に、マグニチュード(M)8の地震が発生した。四川省人民政府の最新の発表によると、同省ではこれまでに6万8712人が犠牲となり、1万7921人が依然、行方不明となっている。震災では学校校舎をはじめとする建築物の倒壊が目立ち、「おから工事(手抜き工事)」や耐震基準の低さなども指摘された。これを「人災である」として、遺族が国を訴える動きや抗議活動なども後を絶たない。

11日付の新華社報道では、中国民政部の最新統計結果によると、これまでに国内外から寄せられた義援金の総額は659億9600万元(約9410億円)だった。また107億1600万元(約1530億円)相当の救援物資も集められ、復興の手助けとなっている。一方、11日には地震博物館がオープンするなど、被災地を観光業で復興させようとの動きも活発で、多くの観光客が押し寄せているという。(翻訳・編集/愛玉)

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