任天堂を超える企業出現も?中国オンラインゲーム市場、リードする韓国を日米が猛追―韓国紙

Record China    2009年5月10日(日) 6時23分

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8日、韓国紙・朝鮮日報は「中国のゲーム市場は『金鉱脈』―リードする韓国企業を日米が猛追」と題した記事で、中国のオンラインゲーム市場の状況を紹介した。写真はオンラインゲームをする中国人ユーザー。

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2009年5月8日、韓国紙・朝鮮日報は「中国のゲーム市場は『金鉱脈』―リードする韓国企業を日米が猛追」と題した記事を掲載し、インターネットユーザーの急増につれて中国でブーム化しつつあるオンラインゲーム市場の状況を紹介した。環球時報が伝えた。

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中国のネット人口は02年の5910万人から08年には4倍以上の2億9800万人へと急増し、米国の2億2000万人を抜いて世界一になった。また、ブロードバンド利用者は02年の330万人から08年には8188万人と激増、ネットゲームがブームとなる下地が出来上がっていた。

しかし一方で、ネット利用率が約70%の米国、日本、韓国などと比べると、中国は22.5%に過ぎず、ゲーム市場の発展もまだ初期段階に過ぎない。業界では、2011年には中国のネット人口は4億8300万人になり、有料のオンラインゲームのユーザーだけで8000万人、市場規模60億ドルに達すると予測しており、巨大な有望市場を目指して米国や日本など各国のゲーム企業が参入を目論んでいる。

現在、中国のネットゲーム市場をリードしているのは韓国企業である。韓国Mirae Asset証券の市場分析レポートによると、今年5月のオンラインゲームの利用度トップ10のうち、韓国製ゲームが6件、中国製が3件、米国製が1件を占めた。あるアナリストは「韓国製ゲームは競争力があるだけでなく、中国文化との共通性がある」と分析し、「中国市場で成功すれば、数年内には任天堂を超える韓国企業も現れるかもしれない」と予想している。(翻訳・編集/HA)

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