<世界卓球>中国だけが強すぎるのは卓球界の危機、人気アナが苦言―中国TV

Record China    2009年5月8日(金) 0時22分

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5日、中国中央テレビの人気アナウンサーが横浜での世界卓球選手権で当然のように圧勝した中国チームに対し、「そろそろ卓球界全体を考えないと、100年後に卓球をやっているのは中国人だけになる」と苦言を呈した。写真は世界卓球男子ダブルスの決勝戦。

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2009年5月5日、中国中央テレビ(CCTV)の人気アナウンサー、白岩松(バイ・イエンソン)氏が横浜で開かれた世界卓球選手権で当然のように圧勝した中国チームに対し、「そろそろ卓球界全体を考えないと、100年後に卓球をやっているのは中国人だけになる」と苦言を呈した。捜狐体育が伝えた。

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今回の世界卓球で中国チームは相変わらずの強さを見せつけ、他国を圧倒。試合直前に「適当に」ペアを決めた混合ダブルスでさえ、決勝戦では中国チーム同士の対戦となるほどの余裕ぶりだった。

白氏は中国チームにライバルがいないのは、卓球人口が減っているためだと指摘。新人が育たず、ベテランが年を取っていくだけの現状は「卓球界にとって危機的状況だ」とし、「中国はそろそろ自分たちの成績だけにこだわる姿勢を改めるべきだ」と訴えた。

北京五輪金メダリストの張怡寧チャン・イーニン)選手から第2セットを奪い、一躍脚光を浴びた日本の石川佳純選手。試合後に「張選手に勝てるのは100年後」とコメントしたが、白キャスターは「このままでは100年後にも卓球をやっているのは、中国人だけになるかも知れない」と卓球界の未来を憂いた。(翻訳・編集/NN)

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