Record China 2009年5月2日(土) 16時42分
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1日、新型インフルエンザが世界的な流行の様相を見せる中、中国では政府関係部門が上陸防止に全力を尽くすことを表明するとともに、豚肉の安全性を強調。予防策などを伝えた。写真は一緒に炒めると良いとされるハッカクウキョウ。
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2009年5月1日、新型インフルエンザが世界的な流行の様相を見せる中、現段階では病例が報告されていない中国本土では、政府関係部門が新型インフルエンザ上陸防止に全力を尽くすことを表明するとともに、豚肉の安全性を強調した。広州日報が伝えた。
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中国衛生部、農業部、国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は、4月30日に開催した共同プレス発表会で、新型インフルエンザに関する状況報告を行った。質検総局の劉平均(リウ・ピンジュン)副局長は「4月25日〜29日までに、中国の各地区の入出国窓口で行った体温測定で発熱者31人が確認されたが、いずれも新型インフルエンザではないと判明した」と発表した。また、別の関係者は「新型インフルエンザの上陸阻止に全力を注ぐとともに、万一上陸した際の対応準備にも全力を尽くしている」と警戒態勢強化の姿勢を示した。
一方、農業部の高鴻賓(ガオ・ホンビン)副部長は「病名に豚の名が使われたため、豚関連製品が大きな痛手を受けた」とし、「これまでに中国では人にも豚にも感染例は見つかっておらず、ウイルスも検出されていない」と、国民は安心して豚肉を食べるよう呼びかけた。
さらに、衛生部の陳竺(チェン・ジュー)部長は昼食に豚肉を使った料理が出されたことに触れ、「香辛料のハッカクウキョウには新型インフルエンザに有効とされる抗インフルエンザ薬・タミフルの原料であるシキミ酸が含まれている。一緒に調理すれば一層効果的だ」と豚肉の安全性を強調した。(翻訳・編集/HA)
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