2009年4月30日、新型インフルエンザ（豚インフルエンザ）の中国上陸を未然に防ぐ措置の一環として、中国国家質検総局は関係法規に基づき、米国カリフォルニア州およびオハイオ州からの豚および関連製品の輸入を禁止する内容の通知を公布した。中国新聞社が伝えた。

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通知では、米国カリフォルニア州およびオハイオ州からの豚および関連製品について、「直接または間接の輸入禁止」「当該製品に対する動植物検疫許可証の発行停止および発効済み許可証の取消し」を定めている。

これにより、今後当該2州から輸入される豚および関連製品は、返送または廃棄処理される。2州からすでに輸出されている製品は、新型インフルエンザに対する総合検査を経た後に中国国内への持ち込みが認められることになる。

また、通知ではこれ以外に「郵送または旅行客の携帯による米国からの豚および関連製品の持ち込みを禁止する。発見した場合は、すべて返送または廃棄処理とする」「中国を経由、あるいは中国に停泊する船舶・飛行機・汽車などの交通機関内で当該商品が発見された場合は、一律に封鎖する」「新型インフルエンザ流行地区からの交通機関に対し消毒処理を施す」「税関、国境警備隊などで、不法な経路による米国からの豚および関連商品を発見した場合は、一律に廃棄処理する」などと定めている。（翻訳・編集/HA）