中国人留学生の生命の危機、救ったのは多くの日本人の善意―日本華字紙

Record China    2009年4月27日(月) 13時24分

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24日、在名古屋中国総領事館の李天然(リー・ティエンラン)総領事が名古屋大学を訪問し、急病で危篤状態に陥った同大の中国人留学生を救っていただいたとして、お礼の挨拶を行った。写真は名古屋の中部国際空港。

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2009年4月24日、日本の華字紙・中文導報は、在名古屋中国総領事館の李天然(リー・ティエンラン)総領事が名古屋大学を訪問し、急病で危篤状態に陥った同大の中国人留学生が最悪事態を回避できたのは同大関係者の尽力によるものだとして、お礼の挨拶を行ったと報じた。26日付で中国新聞網が伝えた。

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名古屋大学で博士号を取得したばかりの中国人留学生、応大力(イン・ダーリー)さんは3月19日、帰国準備をしていたところ突然、劇症肝炎になり、半昏睡状態に陥った。すでに肝細胞の壊死が生じており、肝移植をしなければ助からない状態に。李総領事は中国から応さんの両親を至急呼び寄せることを決め、日本の外務省や瀋陽の総領事館などに協力を要請した。

両親は異例の速さで来日を果たし、京都大学病院での手術が決まった。京都市の好意で応さんは26日、ヘリコプターで名古屋大学付属病院から京都まで搬送された。手術は17時間に及んだが、無事成功。主治医によると、手術が始まった時点で、応さんの余命は通常なら24時間にも満たない状態だった。(翻訳・編集/NN)

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