<ジャッキー失言>問題発言の影響か?交通安全CMの放送が中止に―香港

Record China    2009年4月25日(土) 16時26分

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24日、ジャッキー・チェンが「中国人は管理されるべき」などと発言し問題となっているが、出演している交通安全CMがこのほど香港でテレビ放送中止に追い込まれた。写真はジャッキー・チェン。

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2009年4月24日、ジャッキー・チェンの問題発言の余波で、ジャッキーが出演している交通安全をテーマとした宣伝用の短編フィルム「真カンフー(真功夫)」が香港でテレビ放送中止に追い込まれた。「新浪娯楽」が伝えた。

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ジャッキー・チェンは今月18日、中国海南省で開催されたボアオ・アジアフォーラムに中国映画家協会副主席として出席した際、「香港と台湾は自由すぎて混乱した」「中国人は管理される必要がある」などと発言し、香港、台湾、中国などで批判が巻き起こった。インターネット上では、台湾のデフリンピックのイメージキャラクターや香港観光大使を解任すべきとの声も上がっていた。

こうした状況の中、香港政府新聞処はこのほど、「真カンフー」のテレビ放送中止を決定した。香港のテレビ局では毎週、政府の宣伝用短編フィルムを各種放送しており、「真カンフー」もその中に含まれていた。しかし、最近になってジャッキーに対する非難の声がさらに大きくなったため、その影響を考慮して放送を中止したと見られている。

一方、同処の報道官は「政府の宣伝用映像は適時内容を変更して放送している。現在は飲酒運転防止がメインテーマになっているため、『真カンフー』を含めその他のテーマのものは放送が少なくなっている」と、問題発言の余波が放送中止の原因かどうかについては明らかにしなかった。

また、香港観光大使などの交代問題について、香港政府観光局の報道官は「観光大使は宣伝目的などさまざまな要素を考慮し、必要に応じて各界の名士やスターにお願いしている」とし、また「デフリンピックのイメージキャラクターとしての公益コマーシャルは昨年9月にすでに終了している」と、問題発言は影響していないと答えている。(翻訳・編集/HA)

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