中国で日本車トラブル 購入者怒りの破壊行為―河南省平頂山市

2006年10月8日、河南（かなん）省平頂山（ピンディンシャン）市在住の顧（コ）さんは、買ったばかりのトヨタ車にガソリン漏れの故障を見つけた。トヨタの販売店に行き交渉したものの、満足がいく対応をしてもらえなかった。怒り心頭に達した顧さんは、販売店の前で自分の新車を打ち壊すという行為に及んだ。これで店に対する不満を発散するとともに、人々にトヨタ車を買わないよう呼びかけている。最近、中国に輸出される日本製品の不備が目立っているが、これらのトラブルは日本企業が持つ課題―製品検査の徹底や、不備が見つかった場合のきちんとした対応、現地従業員に対する十分な教育―を浮き彫りにしている。

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