09年に計5カ所の原発施設建設へ―中国

Record China    2009年4月22日(水) 8時18分

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21日、国家エネルギー局の孫勤副局長はこのほど、09年に計5カ所の原子力発電所が着工すると述べた。写真は海南省昌江で建設中の原子力発電所。

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2009年4月21日、21日付香港・経済通によると、国家エネルギー局の孫勤副局長はこのほど、09年に計5カ所の原子力発電所が着工すると述べた。対象は浙江省三門、山東省海陽 、広東省泰山、海南省昌江、山東省栄成での各プロジェクトとなる。うち栄成プロジェクトでは9月から着工することが決定した。

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中国では原子力発電がエネルギー戦略の最重要課題に位置付けられている。国家エネルギー局は3月末、原子力発電の中長期計画の見直し草案をまとめ、国務院に提出した。草案によると、2020年までに国内の発電容量に占める原発プラントの割合を5%、発電総量に占める割合を8%にそれぞれ引き上げるよう当初目標を上方修正。原発施設の設備容量は最低でも7500万キロワットとなる計算で、当初目標より87.5%引き上がることになる。

現時点で中国が保有する原発施設は24カ所。設備容量は計2540万キロワットとなる。(翻訳・編集/KS)

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