2009年4月19日、中国語圏で最も知名度の高い映画賞で、「香港のアカデミー賞」とも称される第28回香港電影金像奨の授賞式が行われた。

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日本でも大ヒットした「レッドクリフ PartI」をはじめ、話題作の受賞の行方にも注目が集まったが、中国・香港・台湾各地から勢ぞろいしたレッドカーペットの美女たちにも熱い視線が注がれた。ここではレコードチャイナが選出した8人の美女たちを一挙に写真付きで紹介する。

■リン・チーリン(林志玲)/台湾

台湾No．1モデルとして君臨する彼女、昨年は「レッドクリフ PartI」で初の女優業進出を果たし、スクリーンではたおやかな古典美を見せつけてくれた。豊かな胸もとを強調したドレスでも上品さを失っていない。

■ジョウ・シュン(周迅)/中国

中国若手四大女優の1人で、4人の中でも突出した演技力を持つ彼女。すでにアラサー世代に突入しているがいつまでも少女らしいコケティッシュさを失わない女優。真っ赤なルージュが印象的なクラシックなスタイリングで登場。

■スン・リー(孫儷)/中国

日本ではウーロン茶のCMにも出演し、清廉なたたずまいの中に意志の強いまなざしを秘めたクール・ビューティー系の女優。透けるような白い肌と、引き締まった美脚を存分に強調するシンプルなシルエットのドレスは、さわやかな黄色が若々しい。

■タン・ウェイ(湯唯)/中国

07年のベネチア映画祭でグランプリを獲得した「ラスト・コーション」では、大胆艶技で全世界をあっと驚かせた彼女。今後の飛躍にも期待したい。真紅のロングドレスで登場したが、近づきがたい妖艶さというよりも、愛らしい柔和な表情が際立っている。

■リン・ホン(熊黛林)/中国

近年、トップモデルとして香港で目覚ましい活躍を見せる彼女は、上昇志向を秘めた強烈な美女オーラを発している。スカート部分が大きく膨らんだ漆黒のドレスはそんな彼女にぴったり。胸元ギリギリラインに挑戦したサービス精神にも拍手。

■カリーナ・ラム(林嘉欣)/香港

ほんわか、こっくりとしたバタークリームのような癒し系美女。親しみやすい雰囲気で、恋人にしたいタイプとして男子人気が高いのではないだろうか。デザインの立った個性的な黒ドレスでレッドカーペットに新鮮な風を吹き込んだ。

■田中千絵/日本

昨年、台湾映画史上最大のヒットを記録した「海角七号(Cape No．7)」で一躍、中華芸能界の人気者に躍り出た新進女優。日本女性らしいしとやかさや奥ゆかしさをたたえたクラシカルな美しさで勝負をかける。この日は大胆な柄ものドレスが印象的だった。

■カリーナ・ラウ(劉嘉玲)/中国

昨年は長年の恋人トニー・レオン(梁朝偉)とついにゴールインを果たし、幸せの絶頂にある彼女はひときわフェミニンなオーラに包まれて登場。力強い真紅のドレスは大きくV字型に切れ込み、40代となった今でも変わらぬグラマラスさを見せつけていた。(編集/愛玉)