Record China 2009年4月20日(月) 5時21分
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19日、新疆ウイグル自治区トルファン市では、今月16日午後から発生した強風の影響で大量の砂塵が4日連続で空を多い、住民や農作物に深刻な被害が発生している。写真は17日のトルファン市。
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2009年4月19日、「中国新聞網」は中国西部の新疆ウイグル自治区南部のトルファン市で4日連続で発生している砂嵐の被害を伝えた。
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トルファン市では16日午後から風力6(風速10.8m〜13.8m)の強風が発生。この影響で気温が摂氏35度から一気に28度にまで降下した。同日夕方から、巻き上げられた大量の砂漠の砂が市内上空を覆いはじめ、18日昼には同自治区ホータン市、ヤルカンド県、アルトゥシュ市、ウルグチャト県、ニヤ県、ケリヤ県、グマ県などの広い地域でも砂嵐が確認されている。
今回発生した砂嵐はこの春一番の大きさで、特に16日と17日の砂嵐は最もひどく視界200mにも満たない地域もあった。これまでにアクス市やコナシェヘル県などで死者2人、負傷者6人の被害が出ている。同自治区では1万3000ヘクタールの綿花畑と400ヘクタールのビニールハウスが砂をかぶり、アクス地区では悪天候から6か所で自然発火。最上級の綿花400tが焼失する被害を受けた。ウルムチ空港では悪天候のため18便に遅延などの影響が出た。
中央気象台の予想では、この砂嵐の天候はしばらく続くという。(翻訳・編集/本郷)
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