「中国はまだ世界のリーダーになれない」、エリート学生は一致―中国

Record China    2009年4月14日(火) 6時59分

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12日、中国の最高学府・北京大学の学生の間では「中国はまだ世界のリーダーになれない」との認識で一致しているという。写真は3月に北京大で行われた就職説明会。

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2009年4月12日、青年参考によると、中国はその経済成長とともに、国際通貨の新基準や市場改革を提起するなど、世界的な発言権の獲得を意識した強気発言が目立つが、北京大学の学生の間では「中国はまだ世界のリーダーにはなれない」との認識で共通しているという。

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北京大といえば、世界的に知られた中国の最高学府。毛沢東が同大の図書館で働いていたことでも有名で、1919年のヴェルサイユ条約に対する不満から発生した「五四運動」もここ北京大から始まった。現在も、中央政府の要職には北京大の卒業生が多い。

その北京大学の学生は、中国はまだ世界のリーダーになる力を備えていないとの認識で一致しているという。ある学生は「中国は経済危機から世界を牽引するだけの準備はできておらず、今後も他国に学びつつ顧問的な役割を担っていくだろう」とし、またある学生は「中国には国内に解決すべき問題が数多く残されている。中国人は危機感に乏しすぎる」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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