機密漏洩対策、中国企業に広まる=被害拡大で―米国メディア

Record China    2009年4月8日(水) 7時27分

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6日、情報漏洩による被害が拡大するなか、機密漏洩や産業スパイ対策を強化する中国企業が増えていると米の華字紙が報じた。写真は急速な発展を遂げる重慶市の金融街。

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2009年4月6日、情報漏洩による被害が拡大するなか、機密漏洩や産業スパイ対策を強化する中国企業が増えていると報じられた。アメリカの華字紙「世界日報」の報道を環球時報が伝えた。

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機密漏洩が大きく取りあげられるようになったのは、2001年に起きたエンジニア3人による事件から。3人は会社を辞職する際に社内の機密情報を持ち出し、自ら会社を立ち上げるとともに、持ち出した情報を他社へ引き渡していた。被害額は1億8400万元(約27億2000万円)に上ったという。

その後も同種の漏洩事件が相次ぎ、被害額も拡大するなど、近年、従業員による社内情報の漏洩事件が多発している。中国では特許申請件数が年2桁ペースで増えているが、金融恐慌や景気後退で特許関連の社内情報が漏洩する危険性も高まっており、機密保持や産業スパイに対する対策を講じる企業が増えているという。(翻訳・編集/岡田)

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