Record China 2009年4月7日(火) 10時38分
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6日、国際先駆導報は記事「北朝鮮人工衛星打ち上げ後の最も危険な5分間 ミスがあれば戦争に発展も」を掲載した。写真は中国・北朝鮮の国境。
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2009年4月6日、国際先駆導報は記事「北朝鮮人工衛星打ち上げ後の最も危険な5分間 ミスがあれば戦争に発展も」を掲載した。
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朝鮮中央通信は5日午前11時20分に試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げに成功したと発表した。イージス艦を展開し迎撃準備を整えていた自衛隊だが、結局打ち上げを妨害することはなかった。
その理由として、国際先駆導報は以下のように分析する。第一に、自衛隊の迎撃ミサイル展開は、北朝鮮に打ち上げを思いとどまらせるための圧力であったため、第二に、実際に迎撃するのは衛星(あるいはミサイル)の打ち上げに失敗し、日本に本体や部品が落下する時の備えであったためである。すなわち皮肉なことに北朝鮮の打ち上げスタッフ同様、日本も衛星の打ち上げ成功を祈っていたことになる。
衛星の打ち上げが成功したかどうかについては今後の検証が待たれるが、もし北朝鮮が今後も宇宙開発を進めるならば、同様の打ち上げテストを繰り返す必要がある。その度ごとに今回のような緊張をもたらすのだろうか?迎撃する日本はわずか数分間という短い時間内に判断を迫られるため、もし日朝両国いずれかにミスが生じた場合、軍事的な対立、さらには戦争へと発展する可能性も否めない。
国際先駆導報は、核兵器と異なり、衛星打ち上げを妨害する権利はどこの国にもないと主張、打ち上げの度ごとに危険な緊張状態を招くことを避けるためには、六か国協議同様の衛星打ち上げに関する協議機関を設立するべきだと提言した。(翻訳・編集/KT)
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