大学生の間でWitkeyが流行!背景に就職難と企業のコスト削減意識―中国

Record China    2009年4月7日(火) 11時32分

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5日、シンガポール華字紙「聯合早報」は、インターネット上で公開業務依頼に入札し報酬を得る「Witkey」で生計を立てようとする中国の大学生が急増していると報じた。写真はネット上で様々な依頼を受ける女性。

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2009年4月5日、シンガポール華字紙「聯合早報」によると、インターネット上で公開業務依頼に入札し報酬を得る「Witkey」で生計を立てようとする中国の大学生が急増している。

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同紙によると、広州市内の大学を今年卒業予定の楊軍(ヤン・ジュン)さんは、就職活動の傍ら、同サイトで小遣い稼ぎをしている。楊さんはサイトに登録してまだ半年だが、寄稿、ロゴデザイン、企画、キャッチコピー、広告の脚本など多くの依頼を引き受けたという。谷(グー)さんは、昨年河南工業大学広告設計科を卒業と同時に失業者となったが、今は「Witkey」でアパート代や食費など生活費をまかなっている。「広告など簡単な仕事が何千元(数万円)にもなる。誰にも管理されないし、好きなことができるのがいい」と言う谷さんによると、月に1万元(約14万7000円)以上を稼ぐ者も珍しくなく、これを本業にするツワモノもいるという。

中国国内に40以上ある類似サイトのなかで最大の「猪八戒威客網」の登録者は100万人を超え、毎日2000人以上増加しているという。登録者の40%近くを大学生が占め、その比率は日増しに上昇している。

同紙によると、金融危機の折、雇用をできるだけ抑えたいという事情から、仕事の質も高く低コストの「Witkey」を外部委託の方法として選ぶ企業も少なくない。現在のところベンチャーや中小企業が中心だが、なかには有名企業もあるという。(翻訳・編集/津野尾)

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