Record China 2009年4月6日(月) 10時21分
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2009年4月5日、中国語ブログ「発自横浜」は、北朝鮮のミサイル発射を誤報した日本防衛省の問題に関する記事を掲載した。写真は今年3月28日の平壌市。旅行客が地下鉄ホームに張られたミサイル問題に関する新聞を熱心に読んでいる。
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2009年4月5日、中国語ブログ「発自横浜」は、北朝鮮のミサイル発射を誤報した日本防衛省の問題に関する記事を掲載した。
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北朝鮮で発射されたミサイルはわずか8分間で日本へと到達する。そのため北朝鮮がミサイルを発射した後、どれだけ早く速報を出せるかがきわめて重要となる。これまで探知を担ってきたのは米国の早期警戒衛星だった。しかし日本では米軍のみに依頼することへの不安から独自の偵察システム構築の必要性が唱えられてきた。
今回のミサイル問題ではそうした独自のシステムが運用されている。千葉県旭市にある航空自衛隊の高性能大型レーダー・FPS5(通称・ガメラレーダー)もその一つ。担当者が同レーダーが感知した軌跡をミサイルと誤認識、さらに情報を伝えられた航空総隊司令部の担当官が勘違いしてSEW(米衛星の早期警戒情報)入信と報告したため、日本側施設及び米軍が同時に探知したと防衛省は判断、発表へとつながった。
「発自横浜」はまるで伝言ゲームのようにミスがミスを呼んだと指摘、その背景には米衛星に先んじて報告しなければならない重責、そしてメディアと世論、さらには政府からのプレッシャーに自衛官がさらされていたことをあげている。その結果生み出された誤報だが、日本政府に恥をかかせ、国民を怒らせたばかりではなく、北朝鮮の金正日総書記の嘲笑を受けることにつながったと述べている。(翻訳・編集/KT)
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