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3日、中国人民解放軍成立60周年を記念して今月23日に山東省青島市で大規模な海上パレードが行われるが、このほど参加各国の軍艦や警備体制などが明らかにされた。写真は05年6月に上海を訪問したニュージーランド海軍フリゲート艦「テ・マナ」。
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2009年4月3日、新華社通信(電子版)によると、4月23日に人民解放軍成立60周年を迎える中国は、これを記念して青島港で「青島海軍フェスティバル」を開催するが、このほど同フェスティバルの式典の一環として行われる国際海上パレードに参加する各国の軍艦や警備体制などが明らかにされた。
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海上パレードに参加する各国の軍艦は、米海軍第七艦隊ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド(USS Fitzgerald,DDG62)」、フランス海軍フローレアル級フリゲート艦「ヴァンデミエール(FS Vendemiaire F734)」、インド海軍「ジョティ(INS Jyoti A58)」オーストラリア海軍補給艦「サクセス(HAMS Success,AOR304)」ニュージーランド海軍ANZAC級フリゲート艦「テ・マナ(HMNZS Te Mana F111)」など。これに対し中国は、「中華神盾」と呼ばれるミサイル駆逐艦や新型の総合補給艦などを参加させる予定。
史上まれに見る大規模な海上パレードの実施にあたり、中国政府は「五輪なみ」の警備体制を敷く予定で、海軍特殊部隊や海上警察巡邏部隊などを投入し、パレードおよび周辺地区の安全確保に万全を尽くすとしている。
一方、今回の海上パレードは海外メディアからも注目を集めている。インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは「パレードは中国海軍の対外的な実力誇示の場である」と報じ、AP通信は「海上パレードをきっかけに中国政府は空母の建造着手を宣言する可能性がある」との推測を掲載している。(翻訳・編集/HA)
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