中国の親子間のギャップはなぜ大きいのか―中国ブログ

Record China    2009年4月4日(土) 12時40分

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27日、中国人によるブログ「喬磊のブログ」は、中国の親子がなぜ心を開いて付き合えないかについて掲載した。写真は中国一有名な親子、ジャッキー・チェンとジェイシー・チャン。

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2009年3月27日、中国人によるブログ「喬磊のブログ」は、中国の親子がなぜ心を開いて付き合えないかについてを論じた。

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ブログはまず、不慮の事故で娘を亡くした海外在住の中国人が、娘の残した日記を読んで、「自分がいかに娘の内心を理解していなかったか」を悔いたという話を紹介した。伝統的な中国の観念では、親と子の関係は主従関係に近いものがある。多くの子どもにとって、両親に心を開くことは、友人に対して心を開くように容易ではないのだ。

一方、米国では親子関係の中でも「平等」が重視され、親は子供よりも「年輩だから」と一方的な態度はとらず、子供が小さなときから「公平」「平等」を学ばせ、中学生になるころにはある程度のことを独力で決めさせる。多くの場合、親は子供の自主裁量にアドバイスを与えるに過ぎず、彼らが望まないことを無理強いするケースは非常に少ない。親子の関係はまるで「友達関係」「兄弟分」のようだと紹介する。

最近発表された「中日韓米4か国における大学生の権益状況比較研究レポート」によると、親子間の距離感が一番大きく、親子間の会話が最も少なかったのはいずれも中国の学生だった。しかし一方で、親の愛を最も感じているのも中国の学生だったという。筆者はこの結果から、中国では親から子への愛が欠けているのではなく、愛情の表現方法と内容が間違っている。つまり、子供の成績のみを重視し、心の問題を軽視している結果だと指摘する。

筆者は最後に「親として重要なのは、子供に良好な生活環境を提供するだけでなく、子供を真に理解することである。そのカギになるのが『平等』『尊重』で、友達のような親子関係を築ければ、子供の内心に飛び込めるチャンスがあろう」と主張している。(翻訳・編集/HA)

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