Record China 2009年4月2日(木) 12時26分
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2009年3月、ある看護師が出産には病院の認可が必要との規則を暴露し話題となっている。写真は今年3月8日、重慶市で300人の看護師が参加して実施された「乳房健康体操」のイベント
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2009年3月、四川省成都市武侯区の第三人民医院に勤める看護師が、出産には病院幹部の認可が必要との規則を暴露し話題となっている。4月1日、華西都市報が伝えた。
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インターネットで驚くべき規則を暴露した看護師によると、数年前に出産を考えていた時のこと、同僚に病院の許可を求めたほうがいいと勧められたという。2006年に定められたこの病院の業務規則によると、「職員は3年以上の勤務を経た後、病院に出産計画を申請、許可を得た後に出産すること。さもなければ産休は認めない」と明記されていた。この看護師は3年間勤めた後に申請したが、さらに2年も待たされたという。
最近でもこうした規則を守らずに妊娠した看護師が数人辞めさせられたという。ほかにも申請が認められたにもかかわらず、妊娠日が許可日の前だったとの理由で夜勤などきつい仕事を命じられ、辞職に追いやられた例もあった。
華西都市報記者が同病院副院長を取材したところ、当初は否定していたが業務規則を突きつけたところ、事実を認めた。しかし「妊娠して7、8か月も急に休まれると仕事にならないので、辞めてもらい、子どもを産んでから復職してもらうしかない。これはほかの企業でもやっていることだ」と開き直った。
武侯区労働局労働監察科の胡趙華(フー・ジャオホア)科長は「毎年同様の訴えがあるが、法律により妊婦保護が定められており、辞めさせるのは違法行為だ」と指摘した。こうした違法行為があれば、労働局に訴え出るよう呼びかけている。(翻訳・編集/KT)
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