<北朝鮮ミサイル>関係国に平和的対応を働きかけ=米韓がそれに呼応?―中国外交部

Record China    2009年4月1日(水) 9時54分

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2009年3月、北朝鮮のミサイル発射が目前に迫るなか、これまで北朝鮮に強硬な姿勢を示してきた米国、韓国の姿勢に変化が見られる。31日、外交部の秦剛報道官は中国政府が働きかけていることを認めた。写真は中朝国境である鴨緑江沿いの北朝鮮兵士。

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2009年3月、北朝鮮のミサイル発射が目前に迫るなか、これまで北朝鮮に強硬な姿勢を示してきた米国、韓国の姿勢に変化が見られる。これに関して、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は31日の記者会見で、中国政府が関係各国の平和的対応を求め働きかけを行っているを認めた。

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29日、ゲーツ米国防長官はテレビ番組で北朝鮮の弾道ミサイルについて「もしハワイを標的とするならば迎撃も検討するするが、現時点では計画してない」と話した。30日、韓国の李明博大統領は、英紙フィナンシャルタイムズのインタビューに「北朝鮮のミサイル発射に軍事的に対応することには反対」との立場を表明している。

31日、外交部の秦剛報道官は記者会見で、「米韓がミサイル迎撃を行わないと表明したが、中国が働きかけたものか?」との質問に答え、「現在各関係国は冷静に対応しているが、中国は各国が朝鮮半島と北東アジアの平和と安定、六か国協議の維持と推進に有利な行動をとるよう希望しており、各関係国と密接な連絡を取り合っている」とコメントした。(翻訳・編集/KT)

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