中国人47人、不法滞在で拘留される=豪州で就労の希望空しく―インドネシア

Record China    2009年3月29日(日) 9時56分

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27日、不法滞在でインドネシア当局に拘留されている中国人47人は、パキスタン系米国人が中国紙に掲載したオーストラリア就労広告にだまされていたことが判明した。写真は重慶での海外派遣説明会に集まる労働者ら。

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2009年3月27日、中国新聞社はインドネシア紙「星洲日報」の報道として、中国人47人が不法滞在でインドネシア当局に拘留されていると伝えた。

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インドネシア司法人権省移民局調査部は25日、外国人犯罪組織の摘発に成功し、オーバーステイの中国人47人を拘留したと発表した。摘発された犯罪組織のリーダーはパキスタン系米国人のA容疑者で、インドネシア当局はすでにこの男から密航に関する供述と証拠を得ているという。中国人47人の身柄は3月16日から移民庁に移された。

中国人47人の内訳は男性41人と女性6人で、昨年10月から12月にかけて3班に分かれて北京空港からそれぞれ出国。シンガポールでAから直接説明を聞いた後、ジャカルタに到着している。インドネシア当局の発表によると、中国人47人は同犯罪組織が北京の各メディアに掲載したオーストラリアでの求人広告を見て応募し、その際、登録料として1人5万5000元(約79万円)を支払っている。彼らがインドネシアにとどまっていたことについてAは、「就職のための面接試験に合格しなかったから」と説明しているが、当局は押収した数々の証拠から、Aが彼らをオーストラリアへ密航させようとしていたとみている。(翻訳・編集/本郷)

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