2009年3月25日、「東方早報」によると、これまでに幾度となく芸能活動再開の噂が流れた歌手で女優のフェイ・ウォン（王菲）だが、このほど超高額ギャラでのCM出演依頼が来ていると伝えられた。

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フェイ・ウォンは05年に人気俳優リー・ヤーポン（李亞鵬）と再婚。翌年に生まれた女児に口唇裂の障害があったため、同じ障害に苦しむ子供たちを救うための「嫣然天使基金」を夫と共同で設立し、その宣伝と普及のために芸能活動を休止して力を注いでいた。実力派歌手兼女優として今でも中華圏で根強いファンを持つフェイだが、芸能界関係者によると先ごろシャンプーのメーカー「覇王国際集団」とCM契約したという。そのギャラは、ジャッキー・チェン（成龍）の同社CM出演料である1400万元（約1億9600万円）を大きく上回る2000万元（約2億8000万円）になるという。

業界関係者によると、覇王国際集団は1年以上も前からフェイにオファーを出していたという。今年2月にようやく彼女がこれに応じたため、早ければ4月中にもCMが国内メディアに登場する見込みだと話している。

フェイ・ウォンは、95年に日本で公開された映画「恋する惑星」やゲームソフト「ファイナルファンタジーVIII」の主題歌「Eyes On Me」のヒットで日本でも知られている。（翻訳・編集/本郷）