<続報>北朝鮮で拘束の米国人記者「中国にはいない」と報道官=傍観の構えか―中国外交部

Record China    2009年3月25日(水) 11時21分

拡大

17日に中朝国境で米国人記者2人が北朝鮮当局によって拘束された事件について、中国外交部の秦剛報道官が20日、記者らに対し「関連諸国に問い合わせていただきたい」と発言した。写真は豆満江。

(1 / 2 枚)

2009年3月20日、今月17日に中朝国境で米国人記者2人が北朝鮮当局によって拘束された事件について、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官が記者らに対し、「関連諸国に問い合わせていただきたい」と発言した。新華社の報道。

その他の写真

拘束された2人はいずれも米国籍の女性で、ケーブルTV局の記者と見られる。今月17日、中朝国境地帯の豆満江(トゥマンガン)付近で脱北者を取材するビデオ撮影を行っていたところ、北朝鮮国境警備軍によって拘束されたという。ほかに男性記者1人と、中国籍の朝鮮族ガイドが同行していたが、拘束から免れたと伝えられている。取材班は中国領から徒歩で国境地帯へ入った模様。その後、24日になって2人は平壌に移送されたと報じられた。

秦報道官は19日、「事件について中国側も現在、調査を行っている」とのコメントを発表していていたが、この日になって「関係筋によると、この2人の米国籍女性はもう中国にいないという。消息については関連諸国に問い合わせていただきたい」と発言した。さらに、拘束から逃れたとされる男性についても、「すでに中国を離れた」とし、事件について傍観の構えを見せている。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携