<チベット>僧侶、市民らが警察署を襲撃=95人を逮捕―青海省

Record China    2009年3月23日(月) 10時47分

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2009年3月21日、青海省果洛チベット族自治州でチベット僧らが警察署を襲撃する事件が発生した。写真は今月28日の「チベット100万人農奴解放記念日」式典の準備。同記念日は1959年3月28日の共産党によるチベット政府解散宣言を記念したもの。

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2009年3月21日、青海省果洛チベット族自治州瑪沁県拉加鎮でチベット僧約100人と現地市民らが地元警察署を襲撃する事件が発生した。警察官、職員ら数名が負傷した。22日、シンガポールの華字紙・聯合早報が伝えた。

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新華社によると、21日午後2時に警察署で取り調べを受けていた拉加寺の僧侶(河北省籍)がトイレに行くと偽り逃走、黄河に飛び込み対岸まで泳いで逃げようとした事件が発端となった。同僧侶はチベット独立を訴えたため拘束されたと伝えられる。その後、同寺の僧侶約100人と地元市民ら数百人が集まり、警察署を襲撃した。チベット亡命政府は襲撃参加者は4000人で、チベット独立を求めるスローガンを叫んだと発表している。

事件発生後、関係部門は主犯格4人を逮捕。22日時点で95人が逮捕された。うち89人が自首だという。同自治州では今月9日にも消防車、パトカーに爆発物がしかけられる事件が起きている。今年は中国共産党の統治50周年にあたるが、現地では緊張が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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