北朝鮮首相が公式訪問、「中朝友好年」をアピール―中国

Record China    2009年3月18日(水) 10時41分

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17日、北朝鮮の金英日(キム・ヨンイル)首相は同日午前、北京に到着し、5日間にわたる公式訪問を開始した。同首相の訪中は就任後初めて。写真は北朝鮮。

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2009年3月17日、北朝鮮の金英日(キム・ヨンイル)首相は同日午前、北京に到着し、5日間にわたる公式訪問を開始した。同首相の訪中は就任後初めて。中国新聞網が伝えた。

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北朝鮮は来月初めに実験通信衛星「光明星2号」を打ち上げると予告。日本政府はこれを長距離弾道ミサイルの発射として強く抗議している。だが、金首相は出発前、訪中の目的を「両国間の友好関係を強化すること」と強調。衛星発射問題や北朝鮮の核問題をめぐる6か国会談については一切触れなかった。

中国と北朝鮮は今年を国交樹立60周年の記念として「中朝友好年」と定めており、同首相は滞在中、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席、呉邦国(ウー・バングオ)全国人民代表大会常務委員長(国会議長)らと会談。温首相と共に「中朝友好年」の開幕式にも出席する。北京以外に山東省も訪問する予定だ。

北東アジア情勢に詳しい清華大学劉江永(リウ・ジアンヨン)教授は、「金首相は『両会』(国会とその諮問機関)終了後、最初に訪中した外国要人。中朝関係重視の表れ」と指摘。また、中国要人との会談では「経済や貿易が主な議題になる」との見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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