地に落ちたアジアの昇り龍、劉翔選手の人気急落―英メディア

Record China    2009年3月18日(水) 0時37分

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12日、中国の全国政治協商会議に2年連続で欠席かと非難を受けた陸上の劉翔選手について、英BBCはこのほど、「ここまで急速に人気が落ちる例も珍しい」と伝えた。写真は同会議に出席する劉選手。

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2009年3月12日、「騰訊体育」によると、全国政治協商会議に2年連続で欠席するとして非難された陸上男子障害競争の劉翔(リウ・シアン)選手についてBBCが報道。人気の急落ぶりを、驚きをもって伝えている。

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劉選手は議員であるにも関わらず全国政治協商会議に2年連続で欠席を表明、これに対しネットを中心に非難が集中したため、急きょ途中参加すべく、けがの治療を行っていたアメリカから帰国した。劉選手は2004年のアテネオリンピック、110mハードルで金メダルを獲得、中国人のヒーローになるとともに政治協商会議委員に選ばれた。しかし、昨年の北京五輪の一次予選を棄権したことで人気は急落。昨年の欠席は「北京五輪の準備のため」と許容されたものの、2年連続の政治協商会議欠席で責任を追及されている。「13秒で10個のハードルを越えることができるのに、政治協商会議に参加するには2年かかった」とは新華社記者の皮肉だ。

非難の声を受けた劉選手はアメリカでの治療を中断、会議に参加するため北京を訪れた。同記者は「非難に耐えられなかったのだろう」と語るが、北京に到着した劉選手は「自分の議員としての職責を果たせて光栄です」と語った。BBCの文章は「これほどまでに人気の落ち方が激しいのも珍しい」と伝えている。(翻訳・編集/小坂)

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