ついに公開の「ドラゴンボール」実写版、原作ファンからは大ブーイング!―中国

Record China    2009年3月16日(月) 12時48分

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15日、世界中で大人気のコミック「ドラゴンボール」が原作のハリウッド映画「DRAGONBALL EVOLUTION」が14日中国でも公開されたが、原作ファンからは失望の声とブーイングの嵐だという。写真は「DRAGONBALL EVOLUTION」スチール。

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2009年3月15日、華商晨報によると、日本を始め世界中で大人気の漫画ドラゴンボール」が原作のハリウッド映画「DRAGONBALL EVOLUTION」が、14日に中国でも公開されたが、初日の結果はブーイングの嵐だったという。

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同作品は完成前から、主人公(孫悟空)のイメージが原作と違い過ぎると言われてきたが、チョウ・ユンファ演じる亀仙人は、もはや原作のイメージのかけらも残っておらず、ピッコロ大魔王に至っては、外見はかろうじて原作の面影を残しているものの、どちらかというとアメリカン・コミックの「ハルク」を真似た印象だという。

記事は、アクションシーンやCG効果の出来も「ハリウッド映画なのになぜ?」と疑問を抱くほどお粗末で、怒りを通り越してため息しか出ない代物と酷評。欧米の格闘技風にアレンジされたアクションは、中国の原作ファンの期待をぶち壊すに十分なものだったという。

「(原作者の)鳥山明がこれを観て耐えられるとは思えない」と、26歳の大学生。32歳の女性会社員は「この映画は完全に子供向け。特撮はウルトラマンと同レベル」と厳しい評価。35歳の公務員は「タイトルが同じだけで、原作のエッセンスが少しも残っておらず失望した」という。

同記事は、有名な漫画やアニメ実写映画化は原作ファンの好奇心をそそり、興行成績を稼げるのが普通だが、期待が大きい分だけ大失敗するリスクも非常に高いとし、同作がそれを証明したと指摘した。(翻訳・編集/津野尾)

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