黄色いゲレンデ?!万年雪不足のスキー場を米紙記者が滑る―河北省

Record China    2009年3月16日(月) 8時23分

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13日、9日付けの米紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」の中国特派員記者が「中国のユニークなスキー場?」という記事を掲載し、河北省のスキー事情を紹介した。写真は北京のスキー場の人工雪。

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2009年3月13日、新華社通信(電子版)によると、米紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」は9日、「中国のユニークなスキー?」との記事を掲載し、河北省の

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スキー事情を紹介した。

河北省は元々雪が少なく、同地区のスキー場はスノーマシンで作った人工スキー場であることが特徴の1つ。しかし、その人工雪が内モンゴル自治区のゴビ砂漠から飛来してくる砂で黄色っぽく変色していることが多く、また、先日雪が降りスキー場一面が雪景色になったが、これがほんとに自然の雪なのか、あるいは地元政府が干ばつ対策のために打ち上げた人工降雨用ロケットの影響なのかは不明である、と記者は指摘している。

スキーをする習慣がない同ゲレンデのスタッフたちは、「スキーの邪魔になって申し訳ない」という態度を微塵も感じさせずコース上での作業を続け、地元の人たちと共に外国人がスキーをする格好を見て笑い転げたりしている。さらに、ロッジにはアルプス山脈の美しい風景写真が飾られている一方で、中国式の真っ赤なランタンやボタンの造花が並べられ、訪れた人々は違和感を感じずにはいられないという。

しかし、作業交代のときなどは作業員が作業用シャベルに跨って山から滑り降りてくるなど、素朴さとユーモアが感じられる、と記事は結んでいる。(翻訳・編集/HA)

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