中国本土からの観光客が最多、不可欠な存在に―香港

Record China    2009年3月13日(金) 10時24分

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11日、香港の観光業界にとって中国本土が不可欠な存在となっている。今年1月に香港を訪れた本土からの観光客は前年比11%増で、依然最多となっている。写真は旧正月連休に香港を訪れる本土観光客ら。

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2009年3月11日、香港政府観光部門の関係者が明らかにしたところによると、香港を訪れる観光客は中国本土からが依然最多で、不可欠な存在となっているという。今年1月に香港を訪れた本土からの観光客は、前年同期比11%増だった。中国新聞社が伝えた。

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香港特別行政区政府観光部門の方舜文(マーガレット・フォン)氏によれば、香港への個人観光客の増加を図る目的で、中国政府は4月1日から深センに戸籍を持ち一定の条件を満たす人には1年間のマルチビザを発給することを決定しており、さらに5月からは深センに常住する広東戸籍以外の人を対象にした個人旅行ビザの発給が開始されることになっている。

金融危機による影響を受けながらも、08年に香港を訪れた観光客数は4.7%増、観光収入も5.7%増となった。観光客の増加に伴い、小売業の販売額も10.6ポイント上昇しており、方氏は「ピンチのときこそビジネスチャンス」として、観光客の呼び込みを強化するとともに、再び香港を訪れやすい環境づくりをすすめていくと話している。(翻訳・編集/岡田)

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