2009年3月9日、大型ジェット旅客機のキャビンを店内に再現し、元客室乗務員を店員に配した新感覚のレストランが台北市で人気を集めていると伝えられた。店内はまさに本物の旅客機そのものだという。台湾紙・聯合報の報道を中国新聞網が報じた。

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仏エアバス社製大型旅客機A380の客室を利用したという「A380空中厨房レストラン」は、常に予約はいっぱい、週末になると滞在時間も制限されるほどだという。A380機の客室を使うという発想は、店主が就航して間もない同機に乗った際、その美しさやサービス品質の高さに感激したことがきっかけになったという。

A380機そっくりなのは、店内の作りだけではない。席に着くと、サービスの飲み物が自由に選べるようになっており、ウェイトレスは元客室乗務員で構成。服装からサービス、メニューに至るまで徹底した再現ぶりだ。もちろん、独自のメニューも充実している。現在は、機内での免税販売を模した香水やアクセサリーの販売も構想中だという。（翻訳・編集/岡田）