2009年3月9日、映画「恋人たちの惑星」「2046」などで知られるウォン・カーウァイ（王家衛）監督が、ハリウッドの大手エージェント「クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー（CAA）」と所属契約を結んだという。米VARIETY誌からの転電としてNownewsが伝えた。

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CAAは、スティーブン・スピルバーグ、トム・ハンクス、ブラッド・ピット、二コール・キッドマン、ジュリア・ロバーツなど、大物監督やスターを抱えている。これまでにもハリウッドのエージェンシーから声を掛けられていたウォン監督だが、“機が熟していない”という理由で断り続けていたという。しかし、2007年にノラ・ジョーンズ主演「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を撮った経験も手伝い、CAAの誘いに応える形になったという。

ウォン監督は今後、フォックス・サーチライト・ピクチャーズ社と全編英語のアクション3作品を製作する予定。また、数年前に製作が取りざたされた二コール・キッドマン主演「来自上海的女人（The Lady From Shanghai）」も、本格始動が期待されている。（翻訳・編集/Mathilda）