2009年3月7日、上海市の韓正（ハン・ジョン）市長は、上海ディズニーランドの誘致について、「市とディズニー社はなお交渉を続けている。たとえるなら現在恋愛中で、まだ結婚にいたっていない状態だ」と話した。中国新聞社の報道。

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同市長によると、上海市がディズニーランド誘致に動き出してすでに10年になる。「その間、途切れることなく交渉を続けてきた。特に昨年は、双方の努力によって前進があった」と語るが、誘致の具体的な進展についてはいまだ明言せず、資金問題で誘致交渉が暗礁に乗り上げたのかという質問には、「資金問題ではない」と否定した。

今年1月9日に米ウォルト・ディズニーはメディアを通じて、上海ディズニーランド建設について上海市と基本合意に達したと発表している。同市と共同作成した承認申請を近く中国政府に提出すると報じられてきたが、まだ提出されていない模様だ。投資総額は244億8000万元（約3427億円）、占有面積は約1万5000平方メートル、順調に行けば早ければ2014年のオープンと伝えられている。（翻訳・編集/津野尾）