Record China 2009年3月7日(土) 21時39分
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6日、清朝末期に英仏連合軍によって持ち出されたとされる「円明園」の動物像が先月末にパリで競売に掛けられ、競り落とした中国人コレクターが支払いを拒否している問題で、出品側が支払い期限を1か月に延長する方針を決定した。写真は落札者の蔡銘超氏。
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2009年3月6日、星島環球によると、清朝末期に英仏連合軍によって持ち出されたとされる中国・北京「円明園」の動物像がこのほどパリで競売に掛けられ、競り落とした中国人コレクターが支払いを拒否している問題で、出品側が支払い期限を1か月に延長する方針を決定した。
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競売に掛けられたのは、円明園の国宝級文化財・十二支像のうちネズミとウサギの頭部ブロンズ像2点。仏デザイナーの故イブ・サンローラン氏とそのビジネスパートナーだったピエール・ベルジェ氏の所蔵品で、中国の民間組織「海外流出文化財救出基金」顧問の蔡銘超(ツァイ・ミンチャオ)氏がこれを計3140万ユーロ(約39億円)で競り落とした。
通常であれば、落札後7日以内に代金を支払う義務があるが、蔡氏は支払い拒否を表明している。中国市場の開拓を視野に入れる英競売会社クリスティーズは、対応に慎重な姿勢を示すとともに、批判的な発言は避けてきた。
6日、クリスティーズと所有者のベルジェ氏は支払い期限を1か月に延長し、双方考える時間を置く方針を決定した。今回の決定について、同社は「高額取引の場合、ある程度の期限延長はよくあること」とし、例外的な措置ではないと強調している。(翻訳・編集/SN)
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