<観光競争力>世界47位に上昇、外国人への「態度」がマイナス―中国

Record China    2009年3月6日(金) 12時33分

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4日、ダボス会議などを主催する非営利団体「世界経済フォーラム(WEF)」は世界133か国・地域を対象とした09年度版旅行・観光競争力報告を発表。中国は前年の62位から47位と一気に順位を上げた。写真は昨年12月の万里の長城。

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2009年3月4日、ダボス会議などを主催する非営利団体「世界経済フォーラム(WEF)」は世界133か国・地域を対象とした2009年度版旅行・観光競争力報告を発表。中国は前年の62位から47位と一気に順位を上げた。法制晩報が伝えた。

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それによると、最も競争力が高いとされたのはスイスで、オーストリアとドイツが続く。香港、台湾、中国本土はそれぞれ12位、43位、47位。中国本土は「物価の安さ」「豊富な自然や文化資源」が高い評価を得たが「鉄道網の充実」「環境保護」への評価は低く、多くの観光地でクレジットカードが使えないことや空港の混雑、外国人観光客への「態度」も大きなマイナスポイントとなった。香港は「交通インフラ」「治安」「環境衛生」などへの評価が高かった。

中国旅行研究院の戴斌(ダイ・ビン)副院長は、この結果に「訪問者数と観光収入だけで判断すれば、中国は4、5位に入る」と否定的な見方を示す。評価が低かった「空港の混雑」「外国人への態度」に対しても「文化の違いから生じる誤解もあるはず」とその客観性を疑問視した。(翻訳・編集/NN)

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