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4日、全国政治協商会議委員で中国チベット学研究センター副幹事の朱暁明氏は、ダライ・ラマ14世が死去したとしてもチベット問題は悪化しないとの見方を示した。写真はチベットのラマ僧。
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2009年3月4日、全国政治協商会議委員、中国チベット学研究センター副幹事の朱暁明(ジュウ・シャオミン)氏は、ダライ・ラマ14世が死去したとしてもチベット問題は悪化しないとの見方を示した。香港紙・明報が伝えた。
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「ダライ・ラマ14世が死去すれば、チベット問題は悪化する」との観測が一部海外メディアで取り上げられているが、朱委員はあくまで亡命チベット人が流したうわさであり、実際には「ダライ・ラマ14世がチベットを離れて50年、同地は以前のようなひどい状態にはない」として、「小さな問題はあっても、大勢に問題はない」として、今後のチベット情勢に楽観的な見通しを示した。チベットのラマ寺に消防兵が駐屯していることが伝えられているが、朱委員は「主要任務は消防である」と主張、今後も長期にわたり駐屯を続けるとコメントした。
なお次代のダライ・ラマ選出に関して、朱委員は清朝以来の伝統に基づき、「中国国内から候補者を見つけ、金瓶掣籤(転生者選出の際に行われるくじ引きの儀式)を経て、中国政府の認可により決定する」と発言している。(翻訳・編集/KT)
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