Record China 2009年3月3日(火) 15時49分
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2月、今年5月の国際サッカー連盟理事選挙をめぐり、現職のハマム理事とサルマン氏の激しい戦いが繰り広げられている。写真は2008年1月、重慶市スタジアムを視察した小倉純二FIFA理事。
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2009年2月27日、東アジアサッカー連盟所属の9協会のトップが集合し秘密会議を開催した。今年5月のアジアサッカー連盟(AFC)選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事選挙は、ハマム理事(アジアサッカー連盟会長、カタール協会会長)とサルマン・バーレーン協会会長が争う展開になっている。ハマム理事は「留任できなかった場合、AFC会長職を辞す」と発言しており、選挙は事実上AFCトップの信任投票となっている。意思統一を図る目的で開かれた秘密会議では、日韓を中心に7協会がサルマン会長を推す一方、北朝鮮と中国がハマム理事支持を表明するなど意見の統一はならなかったもようだ。3月2日、新浪網が伝えた。
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ハマム理事は過去2回、無投票で選出されている。しかし、その独断専行や財政運用などの施策をめぐり批判が強まっていた。すでに選挙をめぐる戦いは活発化している。ハマム理事は今年2月、同氏への批判を強める韓国サッカー協会の趙重衍会長の「首をはねる」と発言、韓国サッカー協会が謝罪を求める事態にいたっている。
日本、中国、韓国、北朝鮮、香港、チャイニーズタイペイ、マカオ、モンゴル、グアムの9協会で構成される東アジアサッカー連盟だが、日韓を中心に7協会がサルマン会長を支持する一方、北朝鮮及び中国がハマム理事支持を表明したことで意見は分かれた。今年2月、北朝鮮サッカー協会の幹部がハマム理事と会談していることから、新浪網は何らかの取引が行われた可能性もあると指摘している。(翻訳・編集/KT)
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