強すぎるのが考えもの?!無敵の中国卓球に“孤立”の危機―中国紙

Record China    2009年3月3日(火) 7時12分

拡大

2009年2月28日、羊城晩報は無敵を誇る中国卓球が危機に瀕していると報じた。写真は北京五輪の卓球女子シングルス。中国選手が表彰台を独占した。

(1 / 10 枚)

2009年2月28日、羊城晩報は無敵を誇る中国卓球が危機に瀕していると報じた。あまりの強さに他国が対抗することをあきらめたことから国際化が停滞しており、このままでは五輪種目から除外される危険性があるという。

その他の写真

かつては中国にもライバルが存在した。スウェーデン代表との対戦は注目の戦いであったが、それも今や昔。現在では欧州に中国と対抗できるチームはいない。アテネ五輪では韓国の柳承敏選手が金メダルを獲得したが、その後は中国代表に太刀打ちできる選手はいなくなった。今や卓球の国際試合は中国代表と国籍を変更した元中国人選手との戦いになっている。国際卓球連盟(ITTF)は国籍変更選手の制限を実施したが、現時点では目に見える効果はあがっていない。

圧倒的な中国の強さは、卓球という競技の発展から見た場合、マイナス要素となりうる。五輪がゴルフなど新種目の追加を検討しているなか、規模の抑制のため一部競技の除外も検討されている。国際オリンピック委員会(IOC)の規約では70か国以上に普及していない競技は取り消されることが定められているが、中国には勝てないと撤退する国も増えているという。ITTFのシャララ会長は北京五輪後に、ロンドン五輪では団体を取り消しダブルスを導入、同時に一国から2人までしか参加できないように制限することで、中国が単複双方でメダルを独占しないよう制限するプランを提案している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携