英国での靴投げ事件、当時の心境を語る―中国首相

Record China    2009年3月1日(日) 12時22分

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2月28日、温家宝首相は新華網発展フォーラムでネットユーザーとのオンライン交流を行った。写真は昨年末、浙江省温州市の靴販売店に登場したゲーム。ブッシュ大統領を模した絵に靴を投げ、当たった個所に応じて割引券がもらえるというもの。

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2009年2月28日、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は新華網発展フォーラムでネットユーザーとのオンライン交流を行った。28日付で新華社は先日の欧州訪問で起きた靴投げ事件に関する温首相の発言を紹介している。

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「実はほとんど毎日、長ければ30分から1時間もネットをしています。わが国は大きく、解決が必要な問題が多く存在することを痛感します。それと同時に中国の首相は責任が重い、厳しい仕事であることも思い知らされます」

「(欧州訪問について)全体的には成功でしたが、最後にケンブリッジ大学で起きた事件は予想していないものでした(ドイツ人学生が温首相に靴を投げつけた事件を指す)。当時、会場は騒ぎになりましたが、わたしは落ち着いて対応しました」「(事件が起きて)まず考えたのは国家と人の尊厳をいかに守り、中国と英国の友情をいかに保つか、そしてどうやって妨害を受けずに演説を続けるかでした。これがわたしのパーソナリティです」

「わたしには一つの信念があります。たとえ危険物があろうとも動揺しないことです。次に同じ事態があったらどう行動するのか?そう聞きたい人もいるかもしれませんが、わたしの答えは今回と同じように振る舞うというものです」(翻訳・編集/KT)

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