医食同源は今じゃ昔!生活習慣病など急増で先進国入り―中国

Record China    2009年2月28日(土) 22時49分

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27日、中国衛生部が発表した第4回国家衛生サービス調査で、中国人の医療サービスの需要が増加し、特に生活習慣病が上昇し続けており、病気の負担が重くなってきていることがわかった。写真は針灸治療を受ける慢性病患者。

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2009年2月27日、中国衛生部は「第4回国家衛生サービス調査」の結果を発表。中国人の医療サービスの需要が増加し、特に生活習慣病が上昇し続けており、病気の負担が重くなってきていることがわかった。中国新聞社が伝えた。

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08年に調査前2週間以内に病気になった人(2週疾病)の割合は18.9%。総人口を13億3000万人として、累計65億4000万人。過去10年間で毎年平均1億5000万人ずつ増加している。新しく発病する人の割合は98年の61%から08年には39%に下がったものの、生活習慣病の症例は39%から61%に上昇した。

08年の生活習慣病の慢性疾患率(病例数で計算)は20%。これに基づき計算すると、全国で生活習慣病と診断されたケースは2億6000万件に上る。過去10年間で、毎年平均約1000万件ずつ増加していることになる。中でも高血圧と糖尿病の症例が3倍に増え、心臓病や悪性腫瘍の症例も2倍に増えたことから、生活習慣病はもはや中国国民の主要な健康問題となっていることが伺える。

また、人口1000人あたりの罹患日数は1537日、人口1000人あたりの入院日数は185日、労働力人口1000人あたりの休職日数は90日、学生1000人あたりの休学日数は44日となり、03年度の調査と比べて、持続日数、入院日数は増加し、病気休暇、休学日数は減少した。(翻訳・編集/中原)

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