2009年2月24日午前3時ごろ、福建省泉州市の靴工場社宅にワニが侵入したとの通報を受け、地元当局が現場に駆けつけた。明け方にトイレへ行った入居者が発見したという。チャイナフォトプレスの報道。

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同市森林公安局が向かった現場には体長1m、体重15kgほどのワニがおり、「人食いワニ」である可能性も懸念された。ところが間もなく、この社宅が入居するビルの1階でレストランを経営する男が現れ、「これはうちのワニだ」と告げると、手慣れた動作でワニを捕獲し、木箱に閉じ込めた。ワニはレストランが仕入れたもので、この木箱から逃走したという。

レストランの経営者がその後、地元警察署での事情聴取に語ったところによると、ワニは養殖されたもので、捕獲後、市内の動物園に搬送されたという。ちなみに、ワニ肉はタンパク質やカルシウムなどの栄養価が高く、食感が繊細で味もよいとの話だ。(翻訳・編集/愛玉)