児童の週末は「おけいこ」で多忙、外国人とは対照的な過ごし方―中国

Record China    2009年2月26日(木) 13時14分

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24日、中国人と外国人とで学齢前児童の週末の過ごし方が対照的であることがわかった。中国の子供の週末は習い事などで「多忙」だという。写真は瀋陽の幼稚園。

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2009年2月24日、新聞晩報によると、上海では100か所以上の幼稚園で外国人の児童を受け入れているが、中福会幼稚園が行った調査の結果、中国人と外国人で学齢前児童の週末の過ごし方が対照的であることがわかった。中国の子供の週末は「多忙」だという。

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調査によれば、中国の学齢前児童は64%が週末に何らかの習い事をしており、2つ以上の習い事をしている児童は53%にものぼるが、週末に習い事をしている外国人児童の割合はわずか8%だった。

調査によれば、外国人の保護者がもっとも重視しているのは、親と子供が一緒に過ごすことで、その多くは知識教育よりも審美能力や道徳観念の育成を重視する傾向が高い。週末などのまとまった時間には41%の保護者が子供と博物館や美術館などの文化施設へ行ったり、スポーツを一緒にするという。一方、中国人保護者ではこうした過ごし方をするのはわずか6%に留まり、「幼い子供には博物館などはまだ早い」として習い事に行かせる親が多いという。

専門家は、休日は親と子供が時間をともにする貴重な時間だとして、「子供と一緒に博物館や美術館へ行ったり、郊外で自然を満喫したり、スポーツをするのが好ましい」「習い事をさせることも有意義ではあるものの、あまりに“多忙”な週末にさせないよう注意が必要だ」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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