Record China 2009年2月22日(日) 11時15分
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20日、北京市の2〜18歳の児童及び青少年の肥満率が10%近くにまで上昇しており、11%が標準体重を上回っていることが分かった。写真はダイエットに励む肥満児。
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2009年2月20日、新京報によると、北京市衛生局が19日に発表したデータから、北京市の2〜18歳の児童及び青少年の肥満率が10%近くにまで上昇しており、11%が標準体重を上回っていることが分かった。
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データによれば近年、北京に住む子供の肥満が深刻になっており、脂肪肝や高血圧、高血脂、遺伝や肥満が主因となる2型糖尿病など、これまで中高年に多く見られた病気が子供の間でも増加。首都小児科研究所が市内の小中学生を対象に行った脂肪肝と肝機能に関する検査では、肥満児童の10%が脂肪肝と診断されたが、これは標準体重の児童の51倍もの割合だという。
北京市は今年、生活習慣病の予防と健康促進を主眼とする政策を実施するが、とくに体重のコントロールを重視した内容となっており、市内の全小中学校ですでに肥満の予防が校内の衛生事業として組み込まれ、生徒が毎日1時間の運動を行うように対策が取られている。市衛生局は肥満児童の父兄に対し、医師の指導の下での食事制限や不健康な生活習慣を正すことの重要性への認識を促しているという。(翻訳・編集/岡田)
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