2009年2月19日、中国新聞社によると、金融危機の影響で、香港で100万香港ドル（約1200万円）以上の流動資産を有する富豪の数が08年と比べて16％減少したことが分かった。

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香港のシティバンクが08年11〜12月に行った調査によれば、100万香港ドル以上の流動資産を有する富豪の数は07年の調査時と比べて6万6000人減って34万8000人となった。この数は香港の成人人口の6．5％に相当する。富豪の平均流動資産は340万香港ドル（約4080万円）で、同26％減。富豪全体の72％が投資の損失により資産を減らし、19％は不動産取引で資産を減らしたという。

こうした富豪のうち、流動資産が200万香港ドル（約2400万円）以下の人の数は13％減、200万〜500万香港ドル（約2400万円〜6000万円）は10％減、500万香港ドルを上回る人は36％もの減少となった。年齢は40歳以上が80％を占め、30〜39歳の層は19％から13％に減少。こうした富豪は香港島に集中しており、9人に1人が流動資産100万香港ドルを有する富豪ということになる。（翻訳・編集/岡田）