26年ぶり、5時間かけたシャンプーでサッパリ―重慶市

2006年9月26日、重慶（じゅうけい）市武隆（ウーリン）県に住む今年76歳の羅世元（ローシーユエン）さんは、30年も大事に蓄えてきた鳥の巣のような髪の毛と、1.5mもある長いヒゲが何よりの自慢である。彼については以前、レコードチャイナでも報道したことがある。本人の願いでもあり、また家族のみんなに説得されたこともあって、この日ついに羅さんは髪を洗うことに決めた。彼のもじゃもじゃになった髪とひげは床屋に行っても手入れをしてもらえず、なんと26年間も洗っていないため汚れ放題なのが悩みだったのだ。大掛かりなシャンプーには、息子、息子の嫁、孫娘、近所の人など12人が役割分担した。みな水を汲み、湯を沸かし、また水を入れ替えたりなどに大忙し。髪とひげがあまりにも汚いのでシャンプーはほとんど役に立たず、洗剤で洗うことに。5時間後の午後6時、てんやわんやの作業の末ついに洗い終わり、老人はさっぱりとした気分で新しい服に着替えた。

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